2018年12月14日金曜日

ネットで自転車を購入するとき!3つの注意する事

自転車をネットで買う時、多くある失敗

最近はスポーツバイクが流行りで
気になって、買おうか考えている方も多いかと思います。

やはり、何を買っていいかわからないと、
まずネットで調べる方が多いのではないかと思います。

そんな時に検索すると
どんどん出てくる自転車通販サイト。

どれも写真がきれいで、値段もお手頃。
あまり何も考えずに
つい、ポチッ!となんて
なってしまいます。

そこが失敗のはじまり

注文したら、自転車はバラバラに届き、
自分で組み立てるはめに。。
組み立ててはみたが、どうも調子が悪い。

買って届いてすぐに、不具合が出てしまい。
販売者に連絡して対応はしてはくれたが、
時間がかかったり、送り返すのが面倒だったりして、
結局自転車店に自費で修理依頼した。

などは
など結構、よく聞く事例です。


そうならないためにネットで自転車を買う時に
何に気をつけたら良いか。
または、自転車を買う時の注意すべき事
を案内したいと思います。


ネットで自転車を注文する時、気をつける事3つ

  1. 安全に整備されて届くか
  2. 修理できる自転車か
  3. 防犯登録できるか

この3つを順番に説明していきます!

1,安全に整備されて届くか

インターネットで自転車を購入する場合、
整備をしない販売業者や輸入業者がショップを運営している事があるため、
安全に整備されて届くか判断する必要があります。

安全に組み立ててあることを判断するには

組み立て済かどうかは注文する前に表記してある事を確認しましょう。
自転車整備士が組み立てているか、または自転車店が代行して組み立てているか
表示をしっかり確認しましょう。

「国内組立」や「整備士在中」などの表示は実際には無資格のスタッフが組み立てている
可能性があります。



安全に組み立てられている事が確認できず
届くとどんな事ががおこるのか、

組み立てされていなく自分で組み立てるはめに

自転車を注文して届いてみたら
ハンドルもペダルも外してあり、
自分で取り付けるように簡単な工具が同梱してあって
自分で組み立てなければならない事があるのです。

その理由は業者が送料を安く抑えるためが多いようです。
ハンドルやペダルが組み付けてあると
梱包の箱が大きくなり、送料が高くなってしまうのです。
インターネットで安く買える自転車が未整備が多い理由のひとつです。

自分で組み立てるのは危険か

知識も無く技術も無く組み立ててしまうと、
ハンドルを固定したつもりでも
ちょっと力が加わっただけで動いたり、緩んだり
ペダルもしっかり締め付けていないと
パダル脱落の危険があります。


自転車はただネジを締めればオッケイという事は無く
安全に整備するための
方法やネジの締め付けトルクなど
検査機関で基準が決められています。
その基準をみたしていないと
危険な自転車になってしまうのです。




ネット販売!安全に組み立ててられてない可能性が高い!その理由

インターネットでの自転車販売は組み立て不十分や多少の調子悪い状態でも、
作業者がお客様に直接クレームを言われる事はありません。
もし多少調子悪くても、お客様側は自転車を簡単に送り返す事ができません。
ネット販売はクレームが来にくい環境で整備されているのです。
ネット販売の整備現場は緊張感はあまり無いと思います。

これが店舗で対面販売で整備不十分で調子が悪い場合は
お客様に直接お叱りを受ける事になります。
対面販売の整備では緊張感を持って整備しています。

整備不十分はあとあと費用面でも高くつく

しっかり整備されていない自転車は
ネジが緩んでしまったりすると
走行している時に
各部のガタを大きくしてしまいます。
5年くらい保つ自転車が
1、2年でだめになってしまう事もでてきます。


ここまで述べただけでも
インターネットで自転車を購入する事が
お客様側にとってリスクが高い事を
お解り頂けたでしょうか。

次の気を付ける事を説明していきたいと思います。

2,修理できる自転車か

そんな事あるの?
と思われるかもしれませんが本当にあるんです。

手に入らない部品がついている

修理しようにも部品が手に入らないものが
使われている自転車だったら
修理できない事があるのです。

私は自転車店を18年以上やっていますが
修理に持ち込まれた自転車で
スポーツ車ではなく一般自転車なのに
特殊な規格の部品が使われており
治せない事が何回もありました。

買う時に特殊なものだとはわからない

買う時はインターネットで探して写真を見ても
特殊な部品が付いている事などなかなか判らないですね。
ネットの画像では一般的な自転車の形はしているのですから。

修理できる自転車か判断するには

ブリヂストン、パナソニック、ジャイアントなど
ブランドものであれば大丈夫な事が多いですが、
有名ブランドだから治せるとは限りません。
詳しい方によくきいたほうが良いです。

ブランド以外のものは
部品構成を見て、わかる方に聞くのが良いですが、部品構成を全部書いてあるところは少ないかもしれません。パーツがよくてもフレーム精度が悪い場合もあります。

これが店舗の対面販売だったら
店員さんに詳しく訊いてから買う事ができます。
自転車専門店ならまず自分のお店で修理出来ないものを
まず販売する事はほとんど無いと思います。


最後の気を付ける事を説明していきたいと思います。


3,防犯登録できるか

これは買う前に気をつければ大丈夫です。
防犯登録は

新車の場合
自転車本体と販売証明書とできれば領収書
その時点で無登録であることを証明できれば
例えば愛知県の場合は自転車店へ持ち込めばできます。
身分証明も必要な場合がありますので
必要なものを行く前に問い合わせてください。

中古の場合は
買う前に、販売してくれる方に
抹消登録を必ず行ってもらってください。
抹消登録証をかならず一緒に送ってもらいましょう。

1,安全に整備されて届くか
2、修理できる自転車か
3,防犯登録できるか

以上3つの注意すべきところでした



買うときは楽!あとで面倒なのがネット販売

そうなんです!
インターネットで買う事は
自宅にいながら注文できて
自宅に届く。
そこまではとても便利です。

しかし、あとで危険な目にあったり
修理費用が多くかかったり
修理するために問い合わせる手間がかかったり
防犯登録だけで手間がかかったりするのです。

行くのは面倒、行ったあとは心配いらないのが自転車店


インターネットで購入した時にありえるリスクを
ここまでたくさん述べてきましたが

自転車店はどうなのでしょうか、

1,信用が大事なので安全に整備しています。

インターネット販売の場合→安全に組み立てられていない事がある。

2,修理できないものは販売しません

インターネット販売の場合→修理できない自転車が売られている事がある

3、防犯登録は買った時にその場でやってくれます

インターネット販売の場合→あとで自転車店などに登録に持ち込まなければならない



自転車店がインターネット販売に比べて販売値段が高くても良い理由!

実店舗は経費がかかる分販売値段が高いです、
しかし、インターネット販売で痛い思いをしないで
安心を買うなら、決して高くないのかもしれません。
その特徴を以下にまとめてみました!

直接話して何を買ったら良いか教えてもらえる

自転車店に出向いて質問すれば
どれを選べば良いか教えてくれます。
要望に合った適切な値段のものをアドバイスしてくれます。

使い方を教えてもらえる

自転車は使い方が大事ですので
教えてもらうと長持ちしたりします。

近いお店なら定期的に自転車の調子をみてもらえる

定期的にみてもらうと早期に調子わるいところを治せます。
そして長持ちにつながります。

買った自転車店なら修理の時に値引きやサービスがある

自転車店は修理に来ていただきたいと思っています。
いろんな値引きやサービスのあるところは多いです。


もし買ったあとなにかあってもクレームが言いやすい

インターネットとの違いで
これがいちばん重要だと私は思います。

近いお店ならすぐ持ち込めてクレームが言えます。
インターネットと違い実店舗でやっているところは
対応が早いですし、
そもそもクレームを言われないように
自転車店は努力しています。



<自転車店が安心なワケ>
なにかあればすぐに診てもらえる!

先に書いたように
クレームも言いやすい事が大事です。

自転車店側もクレームが発生したり、
お客様が不便に感じないように
とても努力しています。

しっかりした自転車を
しっかり整備して、
しっかり説明して販売します。
購入していただいたあとも
調子をみたり、無料修理サービスを付けたり。

自転車は使っているうちに
刻々と状態が変わっていく乗り物です。
すぐ診てもらえる事が
とても重要です。
それによって
自転車が長持ちするか変わってきます。

自転車は
乗っていくあとの事まで
しっかり考えられているショップで買う事をオススメします。

最後まで読んでいただき有難うございました。

インターネット販売も全部悪いわけではありません。
自転車店が運営しているネットショップもあるくらいです。
自転車を購入する時に
今日書かさせていただいた事が少しでも参考になればと願います。




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